“嗅気”の読み方と例文
読み方割合
にほひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
階段の側にむせるやうな石炭や油の嗅気にほひたゞよつたコック場のドアがあり、此方側の、だらしなく取散らかつた畳敷の女給溜りには、早出らしい女給の姿もみえて、その一人が立つて来て
のらもの (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)