“一厘一銭”の読み方と例文
読み方割合
いちりんいっせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年を取ってから先の事はいつでも考えている。だから、お前の稼ぎは今までだって一厘一銭いちりんいっせんだって無駄遣むだづかいをした事はないだろう。それァお前もよく知っているはずだ。なアお千代。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)