“九分九厘”の読み方と例文
読み方割合
くぶくりん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は箱根の風景などが好きであるが、なるほどその後気付いてみると人間の九分九厘くぶくりんは私の好む風景よりも山水の変化の多い風景の方が好きなものだ。
石の思い (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
その上歩きっぷりでも換えることが出来たなら九分九厘くぶくりん人見廣介はなくなって了うのです。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
九分九厘くぶくりんまでいくさにきまったものを、もりかえして味方みかた勝利しょうりにしました。
八幡太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)