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九分九厘
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くぶくりん
ふりがな文庫
“
九分九厘
(
くぶくりん
)” の例文
彼は箱根の風景などが好きであるが、なるほどその後気付いてみると人間の
九分九厘
(
くぶくりん
)
は私の好む風景よりも山水の変化の多い風景の方が好きなものだ。
石の思い
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
その上歩きっぷりでも換えることが出来たなら
九分九厘
(
くぶくりん
)
人見廣介はなくなって了うのです。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
九分九厘
(
くぶくりん
)
まで
負
(
ま
)
け
戦
(
いくさ
)
にきまったものを、もり
返
(
かえ
)
して
味方
(
みかた
)
の
勝利
(
しょうり
)
にしました。
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
一
年
(
ねん
)
、二
年
(
ねん
)
、三
年
(
ねん
)
と、
月日
(
つきひ
)
の
車
(
くるま
)
は
我等
(
われら
)
の
仕事
(
しごと
)
の
進行
(
すゝみ
)
と
同
(
おな
)
じ
速力
(
そくりよく
)
に
※去
(
すぎさ
)
つて、
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
が
兼
(
かね
)
て
豫定
(
よてい
)
した
通
(
とう
)
りに、
世
(
よ
)
にも
驚
(
おどろ
)
く
可
(
べ
)
き
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
も、
今
(
いま
)
は
九分九厘
(
くぶくりん
)
まで
竣成
(
しゆんせい
)
し、いよ/\
今
(
この
)
二月
(
にぐわつ
)
の十一
日
(
にち
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
厘
常用漢字
中学
部首:⼚
9画
“九分”で始まる語句
九分
九分一