“ふつさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落人おちうどへば、をどつた番組ばんぐみなにうしたたぐひかもれぬ。……むらさきはうは、草束くさたばねの島田しまだともえるが、ふつさりした男髷をとこまげつてたから。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さびしくしかたからかに、むかなゝめはるかながら、のぞめばまゆにせまる、滿山まんざんもやにして、其處そこばかり樹立こだちふつさりと黒髮くろかみみだせるごとき、はらあたりやまに、すぽい/\、すぽい/\とたゞ一羽いちはとりいた。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)