“ボン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ぼん
語句割合
25.0%
おいしい12.5%
善哉12.5%
大型良品12.5%
12.5%
旨い12.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
覆水フクスヰボンニ返ラズ、というものである。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ええ、おいしいボン
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
おいしいボン?」
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
そう何でもかんでも善哉ボンじゃあ案内役の僕が困るが、いま「女の見世物」ってのが出て来たようだが、じつは、話はこの「女の見世物」と大いに関係があるんで——と言っても
小石ならともかくこうした大型良品ボンにあって、美麗な瑠璃るり色を呈すとは、じつに珍しい。ブラジル産にはけっしてないことである。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
其上、平家・盛衰記を端山の村まで弾きに来る琵琶房主があつた。時には、さうした座頭のボンを、手舁き足舁き連れこんで、隠れ里に撥音を響かせて貰うたりもした。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
リイのビスケット……………ふふふ……大変トレー旨いボン
ドーヴィル物語 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「オレは喧嘩の名人らがな。手当り次第になんでもいいが、このボングレらと、鼻介の野郎が泣いて気の毒らのう」