“小女房”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こにょうぼう33.3%
こねうばう33.3%
こねうぼう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけて、俄に明るさの流れていたのは、准后じゅんごうの一院やら、女御にょご小女房こにょうぼうなどのひそまっていた避難所だった。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その頃大殿様の御邸には、十五になる良秀の一人娘が、小女房こねうばうに上つて居りましたが、これは又生みの親には似もつかない、愛嬌のあるでございました。
地獄変 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その頃大殿樣の御邸には、十五になる良秀の一人娘が、小女房こねうぼうに上つて居りましたが、これは又生みの親には似もつかない、愛嬌のあるでございました。
地獄変 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)