つづ)” の例文
旧字:
篠田は語りつづく「人間のもつとも耻づかしいのは、虚言うそを吐くことです、喧嘩けんくわすることです、まけることです」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
この光栄と権利を五千万分一以下に切り詰められたる時、余は余が存在を否定し、もしくは余が本国を去るの挙に出づる能はず、むしろ力のつづく限り、これを五千万分一に回復せん事を努むべし。
『文学論』序 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)