“つぎたし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
注足50.0%
継足50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取て故意わざと腹に周環ぐる/\まきたるまゝ臥床ふしどいりまくらに付やいなや前後も知らぬ高鼾たかいびきに町人も半四郎のそばやすみしかば家内の女子どもは酒肴の道具だうぐさげ行燈あんどうへ油を注足つぎたし御緩おゆるりと御休みなされましと捨言葉すてことば
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
自分で死ぬほど、要らぬ生命いのちを持っているなら、おなじ苦労をした女の、寿命のさきへ、鼻毛をよって、継足つぎたしをしてやるがい。このうつくしい、優しい女を殺そうとは何事だ。これ聞け。
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)