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枕邊
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まくらもと
ふりがな文庫
“
枕邊
(
まくらもと
)” の例文
新字:
枕辺
ふと目が覺めると、消すを忘れて眠つた
枕邊
(
まくらもと
)
の手ランプの影に、何處から入つて來たか、
蟋蟀
(
こほろぎ
)
が二匹、可憐な羽を顫はして啼いてゐる。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
良因 夜になるときり/″\すが
枕邊
(
まくらもと
)
でも鳴いてをります。
能因法師
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それから
幾時間
(
いくじかん
)
眠
(
ねむ
)
つたか
知
(
し
)
らぬが、
不意
(
ふゐ
)
に
私
(
わたくし
)
の
枕邊
(
まくらもと
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
仕方がないので二人は右と左に離れて寢たが、夜中になつてお定が一寸目を覺ました時は、細めて置いた筈の、自分の
枕邊
(
まくらもと
)
の
洋燈
(
ランプ
)
が消えてゐて、源助の高い
鼾
(
いびき
)
が、
怎
(
どう
)
やら疊三疊許り
彼方
(
あつち
)
に聞えてゐた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
枕
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
邊
部首:⾡
19画
“枕”で始まる語句
枕
枕頭
枕許
枕元
枕辺
枕屏風
枕木
枕上
枕詞
枕橋