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『都会で』
ふりがな文庫
『
都会で
(
とかいで
)
』
風に靡いたマツチの炎ほど無気味にも美しい青いろはない。 二 如何に都会を愛するか?——過去の多い女を愛するやうに。雪の降つた公園の枯芝は何よりも砂糖漬にそつくりである。 四 僕に中世紀を思ひ出させるのは厳めしい赤煉瓦の監獄である。若し看守さ …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
現
(
あらは
)
後
(
うし
)
狼狽
(
らうばい
)
露
(
あらは
)
屋上
(
をくじやう
)
夜半
(
やはん
)
往来
(
わうらい
)
看守
(
かんしゆ
)
憐
(
あはれ
)
音
(
おん
)
錆
(
さ
)
場末
(
ばすゑ
)
廊下
(
らうか
)
菜
(
な
)
炎
(
ほのほ
)
羊羹
(
やうかん
)
卓子
(
テエブル
)
側
(
わき
)
漬
(
つ
)
靡
(
なび
)
遇
(
あ
)
訣
(
わけ
)
篠懸
(
すずかけ
)
飼
(
か
)
瓦斯
(
ガス
)
煙突
(
えんとつ
)
一人
(
ひとり
)
橡
(
とち
)
枯芝
(
かれしば
)
如何
(
いか
)
土工
(
どこう
)
善
(
よ
)
厳
(
いか
)
二人
(
ふたり
)