トップ
>
ひとすみ
ふりがな文庫
“ひとすみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一隅
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一隅
(逆引き)
関
(
かか
)
り合いになるまいと、船の
一隅
(
ひとすみ
)
へかたまって縮み上がっていた乗合客は、彼らの狼狽ぶりに、
硬
(
こわ
)
ばっていた神経のどこかを
擽
(
くす
)
ぐられたが、誰もくすりとも声を出さなかった。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
つつましやかな氣持で
甲板
(
かんぱん
)
の
一隅
(
ひとすみ
)
にぢつと
佇
(
たゝず
)
みながら、今まで心の中に持つてゐた、人間的なあらゆる
醜
(
みにく
)
さ、
濁
(
にご
)
り、曇り、
卑
(
いや
)
しさ、暗さを
跡方
(
あとかた
)
もなくふきぬぐはれてしまつたやうな
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
そして、店の
一隅
(
ひとすみ
)
に、さっき立花先生がもちこんだ、あの
大花瓶
(
だいかびん
)
もおいてあった。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ひとすみ(一隅)の例文をもっと
(14作品)
見る
検索の候補
いちぐう
かたすみ
かたほとり
はじ