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かたほとり
ふりがな文庫
“かたほとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
片辺
41.7%
一邊
8.3%
一隅
8.3%
偏邊
8.3%
片傍
8.3%
片畔
8.3%
片邊
8.3%
片隅
8.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片辺
(逆引き)
二十間も座敷の数有る
大構
(
おほがまへ
)
の内に、唯二人の客を宿せるだに、
寂寥
(
さびしさ
)
は既に余んぬるを、この深山幽谷の暗夜に
蔽
(
おほは
)
れたる孤村の
片辺
(
かたほとり
)
に
倚
(
よ
)
れる清琴楼の間毎に
亘
(
わた
)
る長廊下は、星の下行く町の小路より
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
かたほとり(片辺)の例文をもっと
(5作品)
見る
一邊
(逆引き)
この木立の極めて黒きは、これに接したる末遙なる
海原
(
うなばら
)
の極めて
明
(
あか
)
ければなり。園の
一邊
(
かたほとり
)
の石垣の方を見れば、寄せ來る波は古の神祠
温泉
(
いでゆ
)
の
址
(
あと
)
を打てり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
かたほとり(一邊)の例文をもっと
(1作品)
見る
一隅
(逆引き)
我等はこゝの
一隅
(
かたほとり
)
、廣き
明
(
あかる
)
き高き處に退きてすべてのものを見るをえたりき 一一五—一一七
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
かたほとり(一隅)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
偏邊
(逆引き)
彼女はY町の
偏邊
(
かたほとり
)
の荒れるに委せた墳墓のことを圭一郎が厭がる程
屡
(
しば/\
)
口にした。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
かたほとり(偏邊)の例文をもっと
(1作品)
見る
片傍
(逆引き)
もう是れまで来れば宜いと思うと益々雪の降る気候に向って、
行
(
ゆ
)
く事も出来ませんから、人知れず
千島村
(
ちしまむら
)
という処へ参って、
水無瀬
(
みなせ
)
の神社の
片傍
(
かたほとり
)
の
隠家
(
かくれが
)
に身を潜め
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かたほとり(片傍)の例文をもっと
(1作品)
見る
片畔
(逆引き)
それをくわしくたずねて見れば、加賀の城下のその
片畔
(
かたほとり
)
、能登屋仁平が
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かたほとり(片畔)の例文をもっと
(1作品)
見る
片邊
(逆引き)
かゝる
片邊
(
かたほとり
)
なる
鄙
(
ひな
)
には何珍しき事とてはなけれども、其の哀れにて思ひ出だせし、世にも哀れなる一つの話あり。問ひ給ひしが
因果
(
いんぐわ
)
、
事長
(
ことなが
)
くとも聞き給へ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
かたほとり(片邊)の例文をもっと
(1作品)
見る
片隅
(逆引き)
「はい」と云うと娘の民弥は、クタクタと土へ崩折れたが、「
妾
(
わたし
)
は京の
片隅
(
かたほとり
)
に住む民弥と申す者にござります。人買の手にかかりまして……」
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
かたほとり(片隅)の例文をもっと
(1作品)
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