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片傍
ふりがな文庫
“片傍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かたわき
58.3%
かたほと
16.7%
かたそば
8.3%
かたはら
8.3%
かたほとり
8.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたわき
(逆引き)
彼は
咄嗟
(
とっさ
)
の場合ハッと
片傍
(
かたわき
)
へ飛びのいたからよかったものの、
若
(
も
)
しそうでなかったら、その物体に打たれて
大怪我
(
おおけが
)
をしている所でした。
屋根裏の散歩者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
片傍(かたわき)の例文をもっと
(7作品)
見る
かたほと
(逆引き)
この時さも弱り切ったように
溜息
(
ためいき
)
をしまして、自分はあの多留美の湖の
片傍
(
かたほと
)
りに住んでいる者だが、近い内に王様がお后を御迎え遊ばすという事を聞いたから
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
片傍(かたほと)の例文をもっと
(2作品)
見る
かたそば
(逆引き)
その中に輪違いの紋と、墨絵の馬を
染出
(
そめだ
)
した
縮緬
(
ちりめん
)
の大夜具が高々と敷かれて、昔風の紫房の
括枕
(
くくりまくら
)
を寝床の上に、金房の附いた朱塗の高枕を、枕元の
片傍
(
かたそば
)
に置いてあった。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
片傍(かたそば)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かたはら
(逆引き)
横
(
よこ
)
へ
切
(
き
)
れて
田畝道
(
たんぼみち
)
を、
向
(
むか
)
ふへ、
一方
(
いつぱう
)
が
山
(
やま
)
の
裙
(
すそ
)
、
片傍
(
かたはら
)
を
一叢
(
ひとむら
)
の
森
(
もり
)
で
仕切
(
しき
)
つた
真中
(
まんなか
)
が、
茫
(
ぼう
)
と
展
(
ひら
)
けて、
草
(
くさ
)
の
生
(
はへ
)
が
朧月
(
おぼろづき
)
に、
雲
(
くも
)
の
簇
(
むら
)
がるやうな
奥
(
おく
)
に、
祠
(
ほこら
)
の
狐格子
(
きつねがうし
)
を
洩
(
も
)
れる
灯
(
ひ
)
が
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
片傍(かたはら)の例文をもっと
(1作品)
見る
かたほとり
(逆引き)
もう是れまで来れば宜いと思うと益々雪の降る気候に向って、
行
(
ゆ
)
く事も出来ませんから、人知れず
千島村
(
ちしまむら
)
という処へ参って、
水無瀬
(
みなせ
)
の神社の
片傍
(
かたほとり
)
の
隠家
(
かくれが
)
に身を潜め
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
片傍(かたほとり)の例文をもっと
(1作品)
見る
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
傍
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
“片”で始まる語句
片
片隅
片手
片端
片頬
片方
片時
片側
片膝
片唾
“片傍”のふりがなが多い著者
杉山萠円
三遊亭円朝
泉鏡太郎
夢野久作
泉鏡花
江戸川乱歩
夏目漱石