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末子
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まっし
ふりがな文庫
“
末子
(
まっし
)” の例文
その中に、太宰府の家臣、
畦倉豊前守
(
あぜくらぶぜんのかみ
)
の
末子
(
まっし
)
井筒丸もいて、
頼尚
(
よりひさ
)
の姿を見ると、わっと泣いて、頼尚の足もとへ泣き仆れ
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「俺は今までこんなことを口に出したことも無い」と民助は弟を前に置いて、
最早
(
もはや
)
この世に居ない父の道徳上の欠陥が
末子
(
まっし
)
の岸本にまで伝わり
遺
(
のこ
)
っているのを悲むかのような口調で言った。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
俄
(
には
)
かにラクシャンの
末子
(
まっし
)
が叫ぶ。
楢ノ木大学士の野宿
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
俄
(
にわ
)
かにラクシャンの
末子
(
まっし
)
が叫ぶ。
楢ノ木大学士の野宿
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“末子”の意味
《名詞》
末子(まっし、ばっし)
複数いる子供のうち一番末の子供。末っ子。
(出典:Wiktionary)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“末”で始まる語句
末
末期
末裔
末枯
末世
末梢
末路
末席
末代
末始終