“みずすまし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水馬81.3%
鼓豆虫12.5%
鼓虫6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きッと見れば、こんどは二人を乗せた小舟の影が、さながら水馬みずすましのような速さで、同勢のすぐ鼻先を横ぎッた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その帰るや、江を渡って行くのに、藤甲の兵はみな流れに身を浮かせて、あたかも水馬みずすましの群れが泳ぐようにやすやすと対岸へ上がって行った。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その間を無数の円タクが鼓豆虫みずすましのように縫い回るのであった。
或る嬰児殺しの動機 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
星が常に何事かを下界に向けて信号し続けてゐるやうに明滅したり、時期によつて地球から見る人の眼にその位置を変へたり、鼓豆虫みずすましのやうにすい/\と天空を流れたり、時には孔雀の尾のやうに長い尾を引く慧星が現はれたりすることなどは
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
同じ事情から鼓虫みずすましのマイマイコンゴウが、小児のキリキリマイの遊戯と名を一つにし、土筆のツクツクボウシは、寒蝉の啼声と共通の名を持っている。