鼓豆虫みずすまし)” の例文
鼓豆虫みずすましのやうにすい/\と天空を流れたり、時には孔雀の尾のやうに長い尾を引く慧星が現はれたりすることなどは、すべて動くものに生命を見出した太古の人にとつては
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
その間を無数の円タクが鼓豆虫みずすましのように縫い回るのであった。
或る嬰児殺しの動機 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)