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蝌蚪
ふりがな文庫
“蝌蚪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かと
30.0%
おたまじゃくし
20.0%
おたまじやくし
20.0%
くわと
20.0%
かえるご
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かと
(逆引き)
すると道士のうちに
何玄通
(
かげんつう
)
という者があって、自分はつねに太古の
蝌蚪
(
かと
)
文字古代文字を解読する一辞書を持っているが、これに照らせばどんな古代文字といえど読み解けぬことはないという。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蝌蚪(かと)の例文をもっと
(3作品)
見る
おたまじゃくし
(逆引き)
熟
(
じっ
)
と
視
(
み
)
ると、
水底
(
みなそこ
)
に澄ました蛙は、黒いほどに、一束ねにして
被
(
かつ
)
いでいます。処々に、まだこんなに、
蝌蚪
(
おたまじゃくし
)
がと思うのは、
皆
(
みんな
)
、ほぐれた女の
髪
(
かみのけ
)
で。……
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蝌蚪(おたまじゃくし)の例文をもっと
(2作品)
見る
おたまじやくし
(逆引き)
で、今度はまた新しい画絹の上に、
蝌蚪
(
おたまじやくし
)
のやうなものを
描
(
か
)
きかけたが、「駄目だ、駄目だ。」と
呟
(
ぼや
)
いてまた
其辺
(
そこら
)
へおつ
投
(
ぽ
)
り出した。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
蝌蚪(おたまじやくし)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
くわと
(逆引き)
書齋
(
しよさい
)
の
額
(
がく
)
をねだつた
時
(
とき
)
、
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
が、
活東子
(
くわつとうし
)
のために(
春星池
(
しゆんせいち
)
)と
題
(
だい
)
されたのを
覺
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
る。……
春星池活東
(
しゆんせいちくわつとう
)
、
活東
(
くわつとう
)
は
蝌蚪
(
くわと
)
にして、
字義
(
じぎ
)
(オタマジヤクシ)ださうである。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蝌蚪(くわと)の例文をもっと
(2作品)
見る
かえるご
(逆引き)
無足の物がやや相似た有足の物に化ける事、
蝌蚪
(
かえるご
)
が足を得て蛙となる同然と心得違うたのだ。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蝌蚪(かえるご)の例文をもっと
(1作品)
見る
“蝌蚪”の意味
《名詞》
蝌 蚪(かと)
おたまじゃくし。(春の季語)
(出典:Wiktionary)
蝌
漢検1級
部首:⾍
15画
蚪
漢検1級
部首:⾍
10画
“蝌”で始まる語句
蝌斗
“蝌蚪”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
西東三鬼
高浜虚子
南方熊楠
斎藤茂吉
泉鏡太郎
薄田泣菫
泉鏡花
吉川英治