“活東子”の読み方と例文
読み方割合
くわつとうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
活東子(くわつとうし)は鼻(はな)を蠢(うご)めかして『いや、之(これ)は、埴輪(はにわ)よりずツと古(ふる)い時代(じだい)の遺物(ゐぶつ)です。石器時代(せききじだい)の土器(どき)の破片(はへん)です』と説明(せつめい)した。
書齋(しよさい)の額(がく)をねだつた時(とき)、紅葉先生(こうえふせんせい)が、活東子(くわつとうし)のために(春星池(しゆんせいち))と題(だい)されたのを覺(おぼ)えて居(ゐ)る。……春星池活東(しゆんせいちくわつとう)、活東(くわつとう)は蝌蚪(くわと)にして、字義(じぎ)(オタマジヤクシ)ださうである。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
初(はじ)めて萱原(かやはら)に分入(わけい)つた時(とき)に居(ゐ)た活東子(くわつとうし)は死(し)んだ。望蜀生(ぼうしよくせい)は如何(どう)したのか、寄(よ)りつきも仕(し)ない。狹衣子(さごろもし)は役者(やくしや)に成(な)つて、あの泥(どろ)を渫(しやく)つた手(て)でお白粉(しろしい)を解(と)きつゝあり。