トップ
>
蝌蚪
>
かと
ふりがな文庫
“
蝌蚪
(
かと
)” の例文
すると道士のうちに
何玄通
(
かげんつう
)
という者があって、自分はつねに太古の
蝌蚪
(
かと
)
文字古代文字を解読する一辞書を持っているが、これに照らせばどんな古代文字といえど読み解けぬことはないという。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蝌蚪
(
かと
)
泥と共に
掻
(
か
)
き上げられてをり
七百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
おもての
蝌蚪
(
かと
)
文字三十六行は
天罡星
(
てんこうせい
)
でして、うらの七十二行もまた、すべて
地煞星
(
ちさつせい
)
の名。そしてその星それぞれの下に、すなわち
性
(
さが
)
を個々の身に宿した宿命の人名が書いてあるのでございまする。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
両の
掌
(
て
)
にすくひてこぼす
蝌蚪
(
かと
)
の水
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
天日
(
てんじつ
)
のうつりて暗し
蝌蚪
(
かと
)
の水
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
▼ もっと見る
この池の
生々流転
(
せいせいるてん
)
蝌蚪
(
かと
)
の
紐
(
ひも
)
七百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
“蝌蚪”の意味
《名詞》
蝌 蚪(かと)
おたまじゃくし。(春の季語)
(出典:Wiktionary)
蝌
漢検1級
部首:⾍
15画
蚪
漢検1級
部首:⾍
10画
“蝌”で始まる語句
蝌斗