“天罡星”の読み方と例文
読み方割合
てんこうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「君らは自分以上な者を敬うことを知らないのか。思うに、天罡星てんこうせい相会あいかいする重大な機運が来ているものと思う。諸君の望むわたくしの成敗などはゆるされない」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、人間と生れた宿業しゅくごうの尽きぬうちは、いやでも天はあなたを地上で使い切るでしょう。梁山泊は賊の巣窟そうくつとのみお考えのようだが、これなん天罡星てんこうせいの集まりです。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
したが、あのほこらあなには、三十六員の天罡星てんこうせい、七十二性の地煞星ちさつせい、あわせて百八の魔が封じられていたものを、あなたさまはまあ、恐ろしいことをなされたものでございましたな。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)