蝌蚪おたまじやくし)” の例文
で、今度はまた新しい画絹の上に、蝌蚪おたまじやくしのやうなものをきかけたが、「駄目だ、駄目だ。」とぼやいてまた其辺そこらへおつり出した。
一月いちぐわつの冬の真中もなかにくろぐろと蝌蚪おたまじやくしはかたまるあはれ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)