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幾干
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いくつ
ふりがな文庫
“
幾干
(
いくつ
)” の例文
年輩四十
幾干
(
いくつ
)
、骨格の
逞
(
たくま
)
しい、頭髪の
長生
(
のび
)
た、四角な顔、鋭い眼、大なる鼻、一見一癖あるべき人物で、其風俗は官吏に非ず職人にあらず、百姓にあらず、商人にあらず
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
幾干
(
いくつ
)
も幾干も有るのでございまするが、小説中の人物と実社会の人物との関係と申す事は、取り分け重要であり、かつまた切実な点であることは申すまでもない事だと存じまするのでございます。
馬琴の小説とその当時の実社会
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
“幾干”で始まる語句
幾干金
幾干銭
幾干月
幾干歳