“なじむ”の漢字の書き方と例文
語句割合
馴染100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
珠運しゅうんも思いがけなく色々の始末に七日余り逗留とうりゅうして、馴染なじむにつけ亭主ていしゅ頼もしく、おたつ可愛かわゆく、囲炉裏いろりはたに極楽国、迦陵頻伽かりょうびんが笑声わらいごえむつまじければ客あしらいされざるもかえって気楽に
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
あづか養育やういくせしに追々馴染なじむにつれあいまさりしかばいつそ此子をもらひ受んと夫婦相談の上村役人に申入しにぞ早速さつそく其筋そのすぢへ屆けずみの上米三俵をそへて彼捨子を久左衞門へつかはしける依て名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それより段々馴染なじむにつけ
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)