“其筋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのすじ83.3%
そのすぢ8.3%
ソノスジ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この重大事件を予め知っていながら其筋そのすじに届けでなかった不都合を散々さんざんに責められたが、彼が知名の実業家の息子であったこと
妖虫 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
あづか養育やういくせしに追々馴染なじむにつれあいまさりしかばいつそ此子をもらひ受んと夫婦相談の上村役人に申入しにぞ早速さつそく其筋そのすぢへ屆けずみの上米三俵をそへて彼捨子を久左衞門へつかはしける依て名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
貴局ハ左ノ事実ヲ其筋ソノスジニ急報シ、至急調査開始ヲ依頼サレタシ。前後ノ事情ヨリ推察スイサツスルニ怪施設ハ大部分完備ニ向イタルモノノ如シ。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)