“みさほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.7%
三棹33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとよりひと約束やくそくおぼえなくしてみさほてやうもなけれど、何處どこともらずみたるおもひは此身このみあるかぎわすがたければ、萬一もしかの教授けうじゆさまたつつまにとおほせのあらば
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
袈裟けさ盛遠もりとほ」と云ふ独白どくはく体の小説を、四月の中央公論で発表した時、或大阪の人からこんな手紙を貰つた。「袈裟はわたるの義理と盛遠のなさけとに迫られて、みさほを守る為に死を決した烈女である。 ...
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
壁には三味線さみせん三棹みさほかゝツてゐる、其の下にはきり本箱ほんばこも二つと並べてある。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)