“玉松操”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たままつみさお50.0%
たままつみさを50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上野の東叡山輪王寺御所蔵の錦旗を盗まんとする不逞ふていの徒が存在するらしいことと、ここでは岩倉三位合意の下に、玉松操たままつみさおに製作せしめた錦旗の図面によって、薩摩と長州の傑物が二人
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
かんの消息を一の drame の如くに、観照的に錬稠れんちうして見せたのは、梧陰存稿ごいんそんかうの中に、井上毅ゐのうへこはしの書き残した岩倉具視いはくらともみ玉松操たままつみさをとの物語である。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)