“操子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうこ50.0%
みさこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正弘の世を去つた丁巳六月十七日より柏軒の奥詰を拝した己未八月廿二日に至る間に夭した人は戊午六月五日に亡くなつた正寧の女操子さうこ四歳、法諡はふし麗樹院があるのみである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
真前まっさきの車が河野大夫人富子で、次のが島山夫人菅子、続いたのが福井県参事官の新夫人辰子、これが三番目の妹で、その次に高島田に結ったのが、この夏さる工学士とまた縁談のある四番の操子みさこ
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)