“操縦室”の読み方と例文
読み方割合
キャッブ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして人の好いあくまで親切な「オサ泉」は、粗末ながらも新調の花環を操縦室キャッブの天井へブラ下げて、再び仕事に就き始めました。
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
一方、操縦室キャッブの床に倒れていた井上順三の屍体は、機関車の加速度と、曲線カーブに於ける遠心力の法則に従って、あの通りに投げ出されます。
気狂い機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
恰度操縦室キャッブの降口の床の端が来る位置に機関車が止ると、喬介は、給水タンクの線路側の梯子を真中頃まで登って行って
気狂い機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)