“ぞうか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
増加37.5%
造化31.3%
造花25.0%
雑歌6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此故このゆゑなまぐさにほひせて白粉おしろいかをりはな太平たいへい御代みよにては小説家せうせつか即ち文学者ぶんがくしやかず次第々々しだい/\増加ぞうかし、たひはなさともあれど、にしん北海ほつかい浜辺はまべ
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
はたしてそういうパグのような情熱が潜んでいるのだろうか? と私は何か造化ぞうかの秘密でも覗くような気持がして面白く感じたのであったが、それもその瞬間そう感じただけで
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
この二人にくらべると、ほかの『城』同人は存外特色に乏しかった。が、身綺麗みぎれいな服装の胸へ小さな赤薔薇あかばら造花ぞうかをつけている事は、いずれもを一にしているらしかった。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
雑歌ぞうか崗本おかもと天皇(舒明じょめい天皇)御製歌一首である。小倉山は恐らく崗本宮近くの山であろうが、その辺に小倉山の名が今は絶えている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)