“余焔”のいろいろな読み方と例文
旧字:餘焔
読み方(ふりがな)割合
よえん60.0%
ほとぼり40.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“余焔”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 小説 物語0.9%
文学 > 日本文学 > 日本文学0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
町並で山下通りの電車線路の近くは、表町通りの熾烈しれつなネオンの光りを受け、まるで火事の余焔よえんを浴びているようである。
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
血を塗ったように赤い、十五日の月がのぼった。ぶすぶすと余焔よえんはまだ尽きない。
討たせてやらぬ敵討 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
彼は実家を出奔しゅっぽんして、宜黄ぎこうというところへ行って或る家に雇われていたが、やはり実家が恋しいので、もう余焔ほとぼりめた頃だろうと、のそのそ帰って来たのであることがわかった。
なお更これから先きも手許に置いて面倒を見てやりたいが、それでは世間が承知しない。俺は決してお前を憎むのではないが暫らく余焔ほとぼりめるまで故郷くにへ帰って謹慎していてもらいたいといって、旅費その他のまとまった手当をくれた。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)