トップ
>
よえん
ふりがな文庫
“よえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
余炎
23.1%
余烟
23.1%
余焔
23.1%
余煙
15.4%
余熖
7.7%
餘焔
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余炎
(逆引き)
また
百姓
(
ひゃくしょう
)
の
輩
(
はい
)
は
地租改正
(
ちそかいせい
)
のために
竹槍
(
ちくそう
)
席旗
(
せきき
)
の
暴動
(
ぼうどう
)
を
醸
(
かも
)
したるその
余炎
(
よえん
)
未
(
いま
)
だ
収
(
おさ
)
まらず、
況
(
いわ
)
んや現に政府の
顕官
(
けんかん
)
中にも
竊
(
ひそか
)
に不平士族と
気脈
(
きみゃく
)
を通じて、
蕭牆
(
しょうしょう
)
の
辺
(
へん
)
に
乱
(
らん
)
を
企
(
くわだ
)
てたる者さえなきに非ず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
よえん(余炎)の例文をもっと
(3作品)
見る
余烟
(逆引き)
白くいぶる
榾
(
ほた
)
の
余烟
(
よえん
)
とを透して見定めると、
蒼白
(
あおじろ
)
い
面
(
かお
)
をしてやつれきった一人の男が、白衣の上に大柄な丹前を羽織って、火の方に向きながらしきりに自分の面を撫でている。
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
よえん(余烟)の例文をもっと
(3作品)
見る
余焔
(逆引き)
大阪
兵燹
(
へいせん
)
の
余焔
(
よえん
)
が城内の
篝火
(
かがりび
)
と共に
闇
(
やみ
)
を
照
(
てら
)
し、
番場
(
ばんば
)
の原には避難した病人産婦の
呻吟
(
しんぎん
)
を聞く二月十九日の夜、
平野郷
(
ひらのがう
)
のとある
森蔭
(
もりかげ
)
に
体
(
からだ
)
を寄せ合つて寒さを
凌
(
しの
)
いでゐる四人があつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
よえん(余焔)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
余煙
(逆引き)
荷車が驚いて
道側
(
みちばた
)
の
草中
(
くさなか
)
に
避
(
よ
)
ける。
鶏
(
にわとり
)
が
刮々
(
くわっくわっ
)
叫んで
忙
(
あわ
)
てゝ
遁
(
に
)
げる。
小児
(
こども
)
の
肩
(
かた
)
を
捉
(
とら
)
え、女が眼を
円
(
まる
)
くして見送る。
囂々
(
ごうごう
)
、
機関
(
きかん
)
が
鳴
(
な
)
る。
弗々々
(
ふっふっふっ
)
、
屁
(
へ
)
の如く
放
(
ひ
)
り
散
(
ち
)
らすガソリンの
余煙
(
よえん
)
。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
よえん(余煙)の例文をもっと
(2作品)
見る
余熖
(逆引き)
今や
英夷
(
えいい
)
封豕
(
ほうし
)
長蛇
(
ちょうだ
)
、東洋を侵略し、
印度
(
インド
)
先ずその毒を蒙り、清国続いでその辱を受け、
余熖
(
よえん
)
未
(
いま
)
だ
息
(
や
)
まず、琉球に及び長崎に迫らんとす。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
よえん(余熖)の例文をもっと
(1作品)
見る
餘焔
(逆引き)
白髪
(
しらが
)
が生えていることも前から気が付かないではなかったが、それが特に
小鬢
(
こびん
)
に多く、かゞり火の
餘焔
(
よえん
)
が遠くでめら/\と燃え上るのを逆光線に浴びて、
針鉄
(
はりがね
)
のように光っている。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
よえん(餘焔)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ほとぼり