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光焔
ふりがな文庫
“光焔”の読み方と例文
読み方
割合
こうえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうえん
(逆引き)
洛中の屋根も、東山連峰も、塔の
尖
(
さき
)
も、なべて一面の雲の海であり、見たものは、巨大な
光焔
(
こうえん
)
の車だけであった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
沼南が議政壇に最後の
光焔
(
こうえん
)
を放ったのはシーメンス事件を
弾劾
(
だんがい
)
した大演説であった。沼南の
直截
(
ちょくせつ
)
痛烈な長広舌はこの種の弾劾演説に掛けては近代政治界の第一人者であった。
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
篝
(
かがり
)
、松明は道のかぎり、
蜿蜒
(
えんえん
)
と
光焔
(
こうえん
)
を
連
(
つら
)
ねた。その火は町から村を縫い、湖畔の水に映じ、山蔭山裾にそい、陽も落ちて、夕闇せまる頃は、一大美観を現じていた。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
光焔(こうえん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“光焔”の意味
《名詞》
光焔 (こうえん)
光と焔
燃え光る炎。
(出典:Wiktionary)
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
焔
漢検準1級
部首:⽕
11画
“光”で始まる語句
光
光景
光沢
光明
光線
光芒
光琳
光子
光輝
光澤
“光焔”のふりがなが多い著者
内田魯庵
吉川英治