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強飯
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こはめし
ふりがな文庫
“
強飯
(
こはめし
)” の例文
買
(
かは
)
しつたな煮付て晩飯の代りに喰ふかよと鶴的
莞爾
(
くわんじ
)
としイヤ喰て
仕舞
(
しまは
)
ぬ爲に買た今日馬を追て十八錢取つたが
彼所
(
あすこ
)
の
婆
(
ばゝ
)
の茶屋で
強飯
(
こはめし
)
を二盆やつたから跡が五錢ほきやない是を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
向島
(
むかうじま
)
の
武蔵屋
(
むさしや
)
に
落語
(
らくご
)
の
会
(
くわい
)
が
権三
(
ごんざ
)
り
升
(
ます
)
と、
四方
(
よも
)
の
大人
(
うし
)
の
筆
(
ふで
)
にみしらせ、おのれ
焉馬
(
えんば
)
を
判者
(
はんじや
)
になれよと、
狂歌
(
きやうか
)
の友どち一
百
(
ぴやく
)
余人
(
よにん
)
、
戯作
(
げさく
)
の口を開けば、遠からん者は
長崎
(
ながさき
)
から
強飯
(
こはめし
)
の
咄
(
はなし
)
、近くば
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
これは、夜な/\正一位樣の御使なる白狐が來て寢る處とかいふ事で、かの鰯の頭も信心柄の殊勝な連中が、時に豆腐の油揚や
干鯡
(
ほしにしん
)
、乃至は
強飯
(
こはめし
)
の類の心籠めた供物を入れ置くところである。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“強飯”の意味
《名詞》
お椀に山盛りの御飯をむりやり食べさせようとする行事。
(出典:Wiktionary)
“強飯(おこわ)”の解説
おこわ(御強)とは、もち米を蒸した飯の事を言う。元々は強飯(こわめし/こわいい)をあらわす女房詞が一般化した語である。強飯とは、こわい(堅い)飯の意で、うるち米の飯に比べ、独特のもちもちとした食感と甘味がある。赤飯もおこわに含まれ、狭義では赤飯のことを指す。
(出典:Wikipedia)
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
“強”で始まる語句
強
強請
強情
強力
強靱
強盗
強者
強靭
強面
強談