“はこぶね”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハコブネ
語句割合
方舟73.3%
方船13.3%
匣舟6.7%
箱船6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわゆる諾威ノア方舟はこぶねを造り、その族人および禽獣の属おのおの一ごうを乗せて洪水をさけしというがごときこれなり。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
「では、あの白堊の建物へ帰りたまえ。あの建物は、島が溶けても、波に浮ぶだろう。あれは創世記の方船はこぶねだ」
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)
アルゴスの王女ダネイと其の息子パーシユーズとが、ある事情のもとに匣舟はこぶねに載せられて果しなき海に流される。
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)
そして、ちょうどいまわたしにほほえみかけているのと同じように、箱船はこぶねの上にほほえみかけて、やがて花き出ようとする新しい世界のなぐさめをもたらしたのです。