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淵
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ぶち
ふりがな文庫
“
淵
(
ぶち
)” の例文
みんなは町の祭りのときのガスのようなにおいの、むっとするねむの河原を急いで抜けて、いつものさいかち
淵
(
ぶち
)
に着きました。
風の又三郎
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
別に名前のあるような淵ではないんで、村の者はトチ
淵
(
ぶち
)
トチ淵と云っていましたが、さあ、どう云う字を書きますかな。
紀伊国狐憑漆掻語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ぼくらは、
蝉
(
せみ
)
が雨のやうに鳴いてゐるいつもの松林を通って、それから、祭のときの
瓦斯
(
ガス
)
のやうな
匂
(
にほひ
)
のむっとする、ねむの河原を急いで抜けて、いつものさいかち
淵
(
ぶち
)
に行った。
さいかち淵
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ぼくらは、
蝉
(
せみ
)
が雨のように鳴いているいつもの
松林
(
まつばやし
)
を通って、それから、
祭
(
まつり
)
のときの
瓦斯
(
ガス
)
のような
匂
(
におい
)
のむっとする、ねむの
河原
(
かわら
)
を
急
(
いそ
)
いで
抜
(
ぬ
)
けて、いつものさいかち
淵
(
ぶち
)
に行った。
さいかち淵
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
さいかち
淵
(
ぶち
)
なら、ほんたうにおもしろい。
さいかち淵
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
さいかち
淵
(
ぶち
)
なら、ほんとうにおもしろい。
さいかち淵
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“淵”の解説
淵(ふち)とは、河川の流水が緩やかで深みのある場所。川の深み、淀みという表現もある。対語は、水深が浅い急流部を示す瀬(せ)。渕は俗字とされる。
(出典:Wikipedia)
淵
漢検準1級
部首:⽔
12画
“淵”を含む語句
深淵
淵川
信淵
賀茂真淵
岩淵
曲淵
陶淵明
顔淵
淵辺
出淵
青淵
鰐淵寺
此淵
姥子淵
岩淵町
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遠淵
真淵
淵源
夏侯淵
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