“わだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
和田50.0%
22.7%
13.6%
9.1%
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、十和田わだたいは、すべて男性的だんせいてきである。脂粉しふんすくなところだから、あを燈籠とうろうたづさふるのは、腰元こしもとでない、をんなでない。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
千代へぬるふみもしるさずわだつ國の守りの道は我ひとり見き 林子平
愛国百人一首評釈 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
お六はさう言つてわだかまりもなく笑ふのです。
地は定形かたちなく曠空むなしくして黒暗やみわだの面にあり
夜の讃歌 (新字旧仮名) / 富永太郎(著)
しかしわだはらが戀しくなつたのは、高原やまの風が辷りこむやうに、空想が海を走つたばかりではなかつた。
あるとき (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)