愛国百人一首評釈あいこくひゃくにんいっしゅひょうしゃく
大宮の内まで聞ゆ網引すと網子ととのふる海人の呼び聲長奧麻呂 この歌は長忌寸奧麻呂(傳記未詳)が文武天皇三年正月、難波宮に行幸あそばした時に供奉して、詔を奉じて詠んだものである。(大體さういふ學説になつてゐる)。 一首の意味は、魚の澤山にとれ …