“うしの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウシノ
語句割合
37.5%
37.5%
18.8%
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また動物のあるもの(例せば犬)は嗅覚甚だ精しく、人間も蛮族や不具で他の諸覚をうしのうた者が鼻で多く事を弁ずるから、鼻の鈍い者ほど上等民族だなどいう。
竹取翁 なよたけは信ずるものをうしのうた。なよたけの夢はうつから消えて行くのじゃ。……竹取ノ翁もなよたけのかぐやも無明の中に消えて行くのじゃ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
「来たか、昨夜ゆうべお前が魔者ののろいをり払ったから、もう通力つうりきうしのうた、これを持って往って、見つけたなら、ふたを開けろ、それまでは蓋を開けてはならんぞ」
赤い土の壺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
三年うしの八月、将軍家重公いえしげこう御上洛ごじょうらく。同年芳江比巴国山兎狩御出。
ひとごろし (新字新仮名) / 山本周五郎(著)