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『ひとごろし』
ふりがな文庫
『
ひとごろし
(
)
』
双子六兵衛は臆病者といわれていた。これこれだからという事実はない。誰一人として、彼が臆病者だったという事実を知っている者はないが、いつとはなしに、それが家中一般の定評となり、彼自身までが自分は臆病者だと信じこむようになった。——少年のころか …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「別冊文藝春秋」1964(昭和39)年10月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約46分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
食
(
ぐ
)
強
(
こわ
)
女
(
じょ
)
出
(
いだ
)
唆
(
け
)
丑
(
うしの
)
扶持
(
ぶち
)
花押
(
かおう
)
言
(
ごと
)
隙
(
ひま
)
仔細
(
しさい
)
仰
(
おっ
)
伴
(
つ
)
内濠
(
うちぼり
)
冴
(
さ
)
凄
(
すご
)
別部
(
わけべ
)
劬
(
いたわ
)
半刻
(
はんとき
)
半槍
(
はんそう
)
吃
(
ども
)
吃驚
(
びっくり
)
呆
(
あき
)
呟
(
つぶや
)
咽
(
むせ
)
啜
(
すす
)
喉
(
のど
)
喘
(
あえ
)
喧嘩
(
けんか
)
嘲弄
(
ちょうろう
)
囁
(
ささや
)
囃
(
はや
)
国許
(
くにもと
)
埃
(
ほこり
)
塞
(
ふさ
)
大股
(
おおまた
)
天床
(
てんじょう
)
太息
(
といき
)
威
(
おど
)
媚
(
こ
)
宛名
(
あてな
)
尤
(
もっと
)
帖
(
じょう
)
常陸
(
ひたち
)
忿然
(
ふんぜん
)
怯
(
おび
)
慥
(
たし
)
拱手
(
きょうしゅ
)
拳
(
こぶし
)
拵
(
こしら
)
捻
(
ひね
)
掩
(
おお
)
掴
(
つか
)
掻
(
か
)
揃
(
そろ
)
摘
(
つま
)
敦賀
(
つるが
)
旅嚢
(
りょのう
)
暫
(
しばら
)
曳
(
ひ
)
束
(
つか
)
松任
(
まっとう
)
梢
(
こずえ
)
永代
(
えいたい
)
洗足
(
すすぎ
)
浚
(
さら
)
温和
(
おとな
)
渾名
(
あだな
)
溜息
(
ためいき
)
畷道
(
なわてみち
)
皺
(
しわ
)
盥
(
たらい
)
睨
(
にら
)
稀
(
まれ
)
罰
(
ばち
)
罵
(
ののし
)
罵倒
(
ばとう
)
肱
(
ひじ
)
脚絆
(
きゃはん
)
腋
(
わき
)
膝
(
ひざ
)
舐
(
な
)
草鞋
(
わらじ
)
蒼
(
あお
)
藪
(
やぶ
)
行燈
(
あんどん
)
衿
(
えり
)
袴
(
はかま
)
覘
(
ねら
)
訛
(
なま
)
詫
(
わ
)
詮議
(
せんぎ
)
語彙
(
ごい
)
諄
(
くど
)
諦
(
あきら
)
賑
(
にぎ
)
賭
(
か
)
跟
(
つ
)
躯
(
からだ
)
躰躯
(
たいく
)