“仕合(しあ)” の例文
「わりも、独り身で寂しかじゃろな。魂のなかけだもんでさえ、夫婦(みょうと)で仕合(しあ)わせに飯をたべているからな」
南方郵信 (新字新仮名) / 中村地平(著)
私(わたくし)は拳鬪(けんとう)の仕合(しあ)ひは見(み)た事(こと)はあるが、まだやつた事(こと)は一度(ど)もない、然(しか)し斯(か)く申込(まうしこ)まれては男(をとこ)の意地(いぢ)、どうなるものかと一番(ばん)立合(たちあ)つて見(み)たが馴(な)れぬ業(わざ)は仕方(しかた)がない、散々(さん/″\)な目(め)に逢(あ)つて
その時(とき)私(わたくし)の良人(おっと)もお目(め)にかかりましたが、後(あと)で、『あんな美人(びじん)を妻(つま)に持(も)つ男子(だんし)はどんなに仕合(しあ)わせなことであろう……。』などと申(もう)した位(くらい)に、それはそれは美(うつく)しい花嫁(はなよめ)姿(すがた)でございました。
「エス、お前は仕合(しあ)わせかい」