“仕合(しやわ)” の例文
文「お前さん方は仕合(しやわ)せだ、此の方がねえ金を出して下さると云うから命の親と思うが宜しい、こんな目出たい事はない」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
お前(めえ)んとこの息子どんはおとなしくって仕合(しやわ)せだが、おらの宅(うち)の新太(しんた)の野郎なんざア、ハア放蕩(どら)べえぶって、川崎(しゅく)べえ往ってハア三日も四日も宅へ帰らねえで困るが
手前(てめえ)仕合(しやわ)せだな、一人で湯灌を言付けられて、形見分もたんまりと、エおい、おつう遣っているぜ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
まるで門訴(もんそ)でもするような姿で、お女郎買に往ったッけが、若え時分というものは仕様がねえもんだね、今じゃアお前(めえ)の婆さんが悦んでるぜ、忰は固く成って私(わし)が仕合(しやわ)せだって
「実にお前は仕合(しやわ)せだ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)