“しやわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
仕合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文「お前さん方は仕合しやわせだ、此の方がねえ金を出して下さると云うから命の親と思うが宜しい、こんな目出たい事はない」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
めえんとこの息子どんはおとなしくって仕合しやわせだが、おらのうち新太しんたの野郎なんざア、ハア放蕩どらべえぶって、川崎しゅくべえ往ってハア三日も四日も宅へ帰らねえで困るが
手前てめえ仕合しやわせだな、一人で湯灌を言付けられて、形見分もたんまりと、エおい、おつう遣っているぜ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
まるで門訴もんそでもするような姿で、お女郎買に往ったッけが、若え時分というものは仕様がねえもんだね、今じゃアおめえの婆さんが悦んでるぜ、忰は固く成ってわし仕合しやわせだって
「実にお前は仕合しやわせだ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)