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醜虜
ふりがな文庫
“醜虜”の読み方と例文
読み方
割合
しゅうりょ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅうりょ
(逆引き)
怒気天を
衝
(
つ
)
くだの、暴慢なる露人だの、
醜虜
(
しゅうりょ
)
の
胆
(
たん
)
を寒からしむだの、すべてえらそうで安っぽい辞句はどこにも使ってない。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
館内には横浜風を
粧
(
よそお
)
う日本の美婦人あり。
蓋
(
けだ
)
し神州の臣民にして情を
醜虜
(
しゅうりょ
)
に
鬻
(
ひさ
)
ぐもの、俗に
洋妾
(
ラシャメン
)
と
称
(
とな
)
うるはこれなり。道を
行
(
ゆ
)
くに
愧
(
はず
)
る色無く、人に遭えば、
傲然
(
ごうぜん
)
として意気
頗
(
すこぶ
)
る
昂
(
あが
)
る。
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
醜虜(しゅうりょ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“醜虜”の意味
《名詞》
醜虜(しゅうりょ)
醜い野蛮人。異民族を指す卑語。
(出典:Wiktionary)
醜
常用漢字
中学
部首:⾣
17画
虜
常用漢字
中学
部首:⾌
13画
“醜”で始まる語句
醜
醜男
醜態
醜女
醜怪
醜悪
醜聞
醜婦
醜穢
醜陋
“醜虜”のふりがなが多い著者
夏目漱石
泉鏡花