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しゅうりょ
ふりがな文庫
“しゅうりょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
醜虜
66.7%
囚虜
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
醜虜
(逆引き)
怒気天を
衝
(
つ
)
くだの、暴慢なる露人だの、
醜虜
(
しゅうりょ
)
の
胆
(
たん
)
を寒からしむだの、すべてえらそうで安っぽい辞句はどこにも使ってない。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
館内には横浜風を
粧
(
よそお
)
う日本の美婦人あり。
蓋
(
けだ
)
し神州の臣民にして情を
醜虜
(
しゅうりょ
)
に
鬻
(
ひさ
)
ぐもの、俗に
洋妾
(
ラシャメン
)
と
称
(
とな
)
うるはこれなり。道を
行
(
ゆ
)
くに
愧
(
はず
)
る色無く、人に遭えば、
傲然
(
ごうぜん
)
として意気
頗
(
すこぶ
)
る
昂
(
あが
)
る。
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しゅうりょ(醜虜)の例文をもっと
(2作品)
見る
囚虜
(逆引き)
囚虜
(
しゅうりょ
)
を幽閉したという深い井戸のような穴があった。夜にでもなったら古い昔のドイツ戦士の幻影がこの穴から出て来て、風雨に
曝
(
さら
)
された廃墟の上を駆け廻りそうな気がした。
異郷
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
しゅうりょ(囚虜)の例文をもっと
(1作品)
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