囚虜しゅうりょ)” の例文
囚虜しゅうりょを幽閉したという深い井戸のような穴があった。夜にでもなったら古い昔のドイツ戦士の幻影がこの穴から出て来て、風雨にさらされた廃墟の上を駆け廻りそうな気がした。
異郷 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)