“馬幟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うまじるし75.0%
ウマジルシ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
会津山おろし肌にすさまじく、白雪紛々と降りかかったが、人の用いはばかりし荒気大将佐々成政の菅笠すげがさ三蓋さんがい馬幟うまじるしを立て、是は近き頃下野の住人
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
織田三万の兵は、これをそれぞれの旗印馬幟うまじるしから見わけると、幾十隊に分れているか知れなかった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秀政ノ士、堀半右衛門、勝家ガ馬幟ウマジルシノ御幣ヲ取リ、首二ツヲ獲タリ。秀政之ヲ秀吉ニ献ジ、半右衛門ニ黄金一枚、刀一腰賜ハル。又首二ツノ賞トシテ、金銭三枚ヲ下サル。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)