“ウマジルシ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:うまじるし
語句割合
馬印50.0%
馬幟50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右に馬印ウマジルシとした物を纏と記した上に、吹き流しを吹き貫きにしたゞけの物を馬印として並べてゐる「弘前軍符」の類もある。
まといの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
蝉口に吹き流しをつけたのを馬印ウマジルシとしてゐるが、事実は、そんなに簡単に片づく物ではなかつた様である。
まといの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
秀政ノ士、堀半右衛門、勝家ガ馬幟ウマジルシノ御幣ヲ取リ、首二ツヲ獲タリ。秀政之ヲ秀吉ニ献ジ、半右衛門ニ黄金一枚、刀一腰賜ハル。又首二ツノ賞トシテ、金銭三枚ヲ下サル。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)