“幟(し)” の例文
翌日、李陵(りりょう)韓延年(かんえんねん)速(すみや)かに降(くだ)れと疾呼(しっこ)しつつ、胡軍の最精鋭は、黄白の幟(し)を目ざして襲いかかった。その勢いに漢軍は、しだいに平地から西方の山地へと押されて行く。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
李(り)将軍および成安侯韓延年の率いる各八百人だが、それぞれ黄と白との幟(し)をもって印としているゆえ、明日胡騎(こき)の精鋭をしてそこに攻撃を集中せしめてこれを破ったなら
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)