“鯉幟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こいのぼり83.3%
こひのぼり8.3%
のぼり8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ジッと眼を閉じると間もなく、薄暗く、ダラリと垂れた鯉幟こいのぼりの姿が、又もアリアリとまぶたの内側に現われたので、思わず頭を強く振った。
空を飛ぶパラソル (新字新仮名) / 夢野久作(著)
こと/″\はたはしつた村落むらうちにはまれにさういふ青葉あをばあひだ鯉幟こひのぼりがばさ/\とひるがへつてはぐたりとつて、それがあさからながを一にち
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
一期一会 もはや、五月さつきの空には、あの勇ましい鯉幟のぼりが、新緑の風を孕みつつ、へんぽんと勢いよく大空を泳いでいます。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)